畑耕して、健康づくり・友達づくり
参加してみませんか?
人を笑顔にするおいしいコミュニティ
畑発◎佐江戸活きいきファーム(横浜市都筑区)
畑耕して、健康づくり・友達づくり
都筑区佐江戸町の緑産業道路沿いの畑で活動している「活きいきファーム」。会員数15名で、70歳代後半のお年寄りが中心。都筑区や青葉区は新たに転入してくる人も多い地域で、一人家にこもりがちな高齢者が外に出て地元の知り合いを増やせるような場になれば、と発足して2年になる。
自分自身も地元出身ではないという会長の安部喜平さんが当初活動の中心として考えていたのは「薬草園」。「どくだみやアロエ、ユキノシタとか昔から民間療法で使われてきたような薬草を植えて、それを煎じて飲んだりしてみんなで元気に長生きしてやろう!と考えていたんです。
北里大学の薬草園にいって教授に話を聞いたりもしたんですよ。近所のおばあちゃんが風邪の時にはこれを飲んだらいい、とか昔からのやり方を若い人に伝えたりすることで地元の人と関わりながら健康になる手伝いができればいいなと思っています」。
最初に植えたのはハト麦だったが、今は収穫が早く食べるのに手間のかからない野菜が中心になっているが「薬草園の夢も捨ててはいませんよ」。
*活きいきファームは横浜市が推進する地域づくり型介護予防事業[元気づくりステーション]の一環。
普段は、それぞれが都合のいいときに畑で作業。
全員の集まりは毎月第1日曜日。ラジオ体操をしてから野良作業に汗を流す。
「会員募集中。50名ぐらいにはしたいな」。代表の安部さんは80歳とは思えない若々しさ!