都筑まちレポ センター南に萬斎さんがやってきた!


2013年9月15日 都筑区制20周年プレイベント
薪能 in 都筑(能・狂言)
地元の親子200組・400人が楽しみました。

能舞台
台風の影響で駅前すきっぷ広場での開催はかないませんでしたが、都筑公会堂のステージが見事な能舞台に変身。能について事前に学習した親子200組400人が、2時間の舞台を満喫しました。

一流の演者による日本の伝承文化に直にふれてもらおうという試み。主催はセンター南商業地区振興会(金子進会長)です。日ごろから数々の催しを開き、街の活性化と地域の人たちとのふれあいを大切にしていますが、全員を招待するという太っ腹な企画に、地域住人は大喜び!住みたい街として人気の都筑区。この粋なプレゼントにますます人気が高まりそうな気配です。

演目

  • 能 「羽衣] シテ 梅若万三郎 
  • 狂言「呼声」 シテ 野村萬斎
  • 能 「土蜘蛛」シテ 加藤眞吾
羽衣
おなじみの「羽衣」。
天女の装束や能舞台の様式美にうっとり。
呼声
「呼声」で太郎冠者演じる萬斎さん。(写真右)
NHKの某番組「ややこしや」コーナーで小さい子にもファンがいっぱい。
土蜘蛛糸を投げるシーン

「土蜘蛛」。鬼の面をつけた土蜘蛛の精が源頼公に蜘蛛の糸を投げつける度に、わあっと歓声が。
蜘蛛の糸は、投げたときぱあっと広がるように巻くのが難しく、作り手が減っているとか。練習でもめったに使わないということですが、舞台では8回ぐらい投げたような気がします。