介護施設でカフェをひらくの巻
みんなのキッチンは、さまざまな場所で食の催しを開催しています。
今回は、都筑区内の介護施設から、カフェを開いてほしいと声をかけていただきました。
みんなのキッチンガールズとして活躍する I さんとYさんが、名乗りをあげてくれました。
カフェを担当した I さんのコメント(青文字部分)とともにご紹介します。
喜ぶ顔が励みに
提供したメニューは、苺の杏仁豆腐、どら焼き。
ふわふわシナモンロールを販売。
来店が難しい方には出前サービスも取り入れつつ、入居している方やスタッフ、おおぜいの方に楽しいひと時を過ごしていただけました。
お身体の不自由な方も多く、車いすや、杖をつきながらご来店下さる方、又、御耳のかなり遠い方や少し痴呆が混じっている方など、さまざまな方がいらっしゃいました。
そのような方々が、日常とは少し違った雰囲気に身を置き楽しんでいらっしゃる姿は、私にはとても刺激になり、たくさんの元気を頂きました。
初めての事でしたので一時はアタフタとしましたが、何とかこなす事が出来ました。
新たな発見!? 女子は生涯現役
入居者様の女性率が高い事に、平均寿命の高さを実感し、皆様が集まりおしゃべりしている姿を拝見していると、女性は年齢に関係なく「女子会」は盛り上がるものだなと微笑ましくも映りました。
I さんにとって、このカフェの仕事は特別な思いを抱くものでもありました。
昨年祖母が92歳で亡くなり、その事実が受け入れられないなか、お年寄りの中に身を置く事で、なんとも心地よく安らかな時間を頂く事が出来ました。
出来れば、その女子会の輪に入れて頂き「身を寄せていたい」気さえし、祖母を思い出し鼻の奥が「ツーン」としたのは言うまでもありません。
次回の開催を楽しみにしているのは、誰でもない私なのかもしれません。
さらに羽ばたく!
とても美味しいと好評を頂き、全て完売をする事が出来たことに喜びを感じると共に励みにもなりました。
益々勉強しなければと、決意を新たにも致しました。