交流会「食の学び場」
交流会「食の学び場」 レポート
横浜元町人気スイーツ店オーナー、重野佐和子さんのトーク
Cafe Ricoオーナーの重野さん（写真左）を招き、お店をオープンするきっかけや繁盛のコツ！まで、たっぷりと伺いました。
お菓子のお店を出すきっかけは、ご自身の病気。
国産小麦やこだわりの生のおからなど、おなかにやさしい食材を使ったお菓子の販売を始めました。
病気でも、食欲がない時でも、どんな時でも食べられるお菓子を作ろうと思ったのはなぜ？
「熱があってもメロンやプリンは食べられるという経験はありますよね？
お菓子は心の栄養、楽しみでもあるんです」
たとえマーケットは狭くても、このお菓子を必要としてくれる人のために作りたいという重野さん。
経験から生まれたもの、作りたいと思うお菓子を届けること。
それが人気店を続けていく秘訣でもあるのでした。
特別に作ってくれた3種類のスイーツとともに交流タイム
生のリンゴを使ったケーキ、塩チョコレートケーキ、そしてレタス2.5個分の食物繊維が入ったパーフェクトおからマフィン。
程よい甘さとしっとり感がちょうどいい。
バターや砂糖を使わず、消化がいいから体に負担をかけません。
なるほど、これを朝ごはんにする方がいるというのもうなずけます。
食の仕事や活動をプレゼン
野菜ソムリエ、フードコーディネーター、食育に取り組んでいる人、味噌饅頭屋さん、なかには、年間500回もの来客に食事を出してきた人まで！
ひとくちに食といっても、幅広い活動があるもんだと感心することしきりです。
プレゼン後はにぎやかに名刺交換が繰り広げられました。
さっそく新チーム結成となりそうな気配も・・。
さまざまなワザを持つ人が集まって、みんなのキッチンで大いに活躍してくれたら!! 期待がふくらむ交流会でした。
交流会「食の学び場」 のご案内
スープコンテスト（最終選考）終了後に、交流会を開催します。
⇒ スープコンテスト概要
交流会「食の学び場」は、食や食の仕事について、学んだり情報交換したりする場です。
今、話題の「元町・Café Rico オーナー・料理研究家 重野佐和子さん」のトークも。
どんなときも美味しく食べられるお菓子づくりがモットーの重野さん。
大腸がんにかかったことを機に、「スイーツで日本中のおなかをキレイにしたい」と本気で考えています。
日時： 2013年2月23日（土）
14：00～16：00
会場：みんなのキッチン
参加費：1500円（café Ricoのスイーツ＋お茶付き）
＊参加希望多数の場合は、抽選とさせていただきます。
予約制
申込み：みんなのキッチン編集部
TEL： 045-944-1714（平日10時～18時受付）
Café Rico オーナー・料理研究家 重野佐和子さん
学生時代より料理研究家・上野万梨子氏に師事。
フランスに留学、修行などを積み重ね、順調に仕事を広げるも、
病気(大腸がん)を機に、すべての仕事を休止。
その後、2007年、焼き菓子のアトリエCafe Ricoをスタート。
2011年、横浜にカフェリコ店舗「元町カップベイク」を開店。
いちばんのこだわりは、おなかにいいこと。
