トマトまつりレポート(1日目)
2012年7月6日(金)、トマトまつり2012の1日目。
大にぎわいの “まつり” は、トマト一色に彩られました。
1日目は、都筑区役所でトマトと小松菜のセミナー、
みんなのキッチンではトマトランチを開催しました。
来てくれた皆さま、ありがとうございます!
[会場 都筑区役所]
トマトand小松菜 おいしい!の見分け方
まずは苦労話から
今回の企画・司会進行役は小松菜プロジェクト代表の石田さんです。
苦労話は小松菜農家の城田さんから「天候に左右されることが大変でもあり面白いところ」
トマト農家の角田さん「収穫時期のとうもろこしが風で寝てしまった。おこしてしまったが失敗。生命力が強いので起きるまで待つのが大切。子育てと一緒ですよ」
クイズで大いに盛り上がる。
各自にうちわを配り、2者択一で正しいと思った答えに団扇をふるというもの。正解者にはおいしいトマトの試食つき!楽しい質問に会場は和やかなムードに包まれました。
農家さんからとっておきのおいしいの見分け方
城田さん「小松菜は根っこをみれば順調に育っているのかわかります。順調に育っているのは根の白さが際立っています。しゃきしゃきした感じや筋っぽい感じなど、歯触りは好みで選んで。軸がしっかりして太いほうが水分が多くておいしいです」
角田さん「トマトは天然の色つやを見てください。色は赤い色よりもオレンジがかったほうが中身が濃い。あまり教えたくないのですが(笑)、へたまわりまで赤いものがおいしい。ポイントはおしり部分がふっくらしていること。生命力が高いです」
糖度が高いトマトが水に沈みます!
「糖度が6度以上のものはグルタミン酸がつまっているので沈みます」と水槽を使ってわかりやすく説明。
また、「トマトは形の悪いものでもおいしいものもあります。見た目だけではないのは人間と同じですね」とのコメントに会場のあちこちから笑い声があがりました。
おいしい食べ方、会場からも声続々!
城田さんから、「小松菜は油にあうので炒めたり、おひたしにするのもおいしい」とレシピの紹介。
お客様からも「小松菜の葉っぱ部分をケーキにする」、「じゃこと炒めたりあんかけにするとおいしくなる」「ドライトマトにするとうまい」など次々と料理法について手が挙がりました。
トマトの味比べと小松菜の試食!
露地トマト、ハウス栽培トマト、水耕栽培トマトの味比べが行われました。
「このトマトおいしい」と人それぞれ好みが違うようです。
ふるさとの生活技術指導士の城田さんのお母様が作られた小松菜キムチと塩漬けも好評。皆さんおいしそうに召し上がっていました。
[メイン会場 みんなのキッチン]
トマトまつり限定ランチ 「トマトのビビンバ+ガスパチョ」
限定トマトランチを楽しみに、11時30分の開場と同時に、お客様が並び始めました。トマト好きさんは早々と予約。区役所で農家の話を聞いてぜひ食べてみたいと思った人も当日続々参加してくれました。
本日限りの限定トマトランチ
ナムルにしたトマト、もやし、きゅうり、小松菜、牛肉をたっぷりのせたビビンバプレート。地元を代表するトマトと小松菜がお皿の上でも舌を楽しませてくれました。
ガスパチョは三ツ星レストラン・ミクニヨコハマの料理長が、このまつりのために作ってくれました。トマトとパプリカが惜しげもなくたっぷりと。とっても飲みやすかったです!
ビビンバを作ったのは
みんなのキッチン調理チームMピーと2人のボランティアさん。
トマト印の豆しぼりがやたらに似合いますねえ。
いろんな調味料で味わう夏野菜バーコーナー
完熟トマト、きゅうり、にんじん、大根など、いつもの野菜をもっとおいしく。塩、バルサミコ酢、オリーブオイル、Mピー特製マヨネーズソースで味わっていただきました。
野菜ソムリエがワゴンでまわりました
トマトまつり恒例 トマトの味比べ
今年は、糖度の高い桃太郎ファイト、酸味のバランスがいい桃太郎ゴールド、緑のシマシマのグリーンゼブラ、紫のインディゴローズの4種類が登場。お味は? 今回参加できなかった方は来年のお楽しみとしてください。多分来年もやるでしょう。
ソムリエは山本あゆみさん。トマトは港北区の小金井さんの協力です。(港北区小机で直売所「フレッシュビーンズ」を開いてます)
TV神奈川の取材も入りました
トマトまつり当日の6日の夕方5時30分と9時30分から放映されました。