おいしい「水」を知って、「だし」の味比べ
日本人になじみの深い軟水は、お茶やコーヒー、赤ちゃんのミルク、和風料理、洗濯と、生活全般に適しています。お肉料理や煮込み料理には、硬水がおすすめ。
飲みごろの温度は体温マイナス20~25度、10度前後がおいしいのだそう。
利き水タイムでは、水道水、ペットボトル、湯冷ましの3種類を飲み比べてもらいました。
結果は、一番人気が湯冷まし。意外ですか?
昆布、煮干し、かつお、椎茸、玉ねぎ、トマトの6種のだしを味比べ。
あらためて煮干しのおいしさを見直した、玉ねぎやトマトのだしは野菜ぎらいの子供にいいね、などの感想が寄せられました。
それぞれのだしを味わった後は、数種を組み合わせての味比べ。
ストレートだしとはまた違ったおいしさが生まれます。
思わずへぇ~! と声があがったアイデアをご紹介しましょう。
昆布と煮干しを水出しにして、その水で大根ご飯を炊くとおいしいのだそう。大根を刻んでお米の上に乗せ、ちょっと醤油をたらして普通に炊いてみてください。
試食タイムでは、だしのうまみや野菜の甘さを実感できる、けんちん汁が人気。
告知にはなかった、山形の郷土料理「だし」も登場しました。オクラ、きゅうり、ナス、醤油だけのシンプルおかず。ご飯がすすみます。
だしの味比べや試食で使った食材は、すべて大地を守る会のもの。にんじんご飯に使った人参の味が濃い、と好評でした。
FMヨコハマの人気番組 THE BREEZE で、当イベントが紹介されました!
レポーターの藤田くんも、利き水、だしの味比べに挑戦。
昆布と玉ねぎを間違えてしまい、うーん、意外とむずかしい、と首をかしげていましたね。
それにしても、携帯電話一つでレポート、放送するとは! 驚きでした。
丁寧にだしをとることで、ふだんの料理がグレードアップすることを実感できた、というコメントが多数寄せられました。
これぞ、だしマジック。
だしの味比べ、一度試してみませんか?!
おいしい「水」を知って、「だし」の味比べ [イベント内容]
味の決め手ともなる「だし」。
だしを上手に使って、毎日の料理を一味も二味もおいしく変身させよう!
第1部ではおいしいだしを取るために欠かせない水のお話、
第2部では昆布やかつお、さらに野菜のだしを味比べ。
だしのおいしさを味わえる試食タイムもお楽しみに!
場所:みんなのキッチン(横浜市営地下鉄「センター南」駅徒歩4分)
定員 :40名
参加費:1名につき800円
親子参加で、1名につき700円(小学生以上対象)
主催:みんなのキッチン
協賛:大地を守る会
予約制
申込み:みんなのキッチン編集部
TEL: 045-944-1714(平日10時〜18時受付)
留守電での受付はいたしかねます。ご理解ご協力のほどお願いします。
利き水タイム
料理に欠かせないのが水。おいしい水って、どんな水?
[講師]山口正彦さん
横浜市水道局 港北・都筑地域サービスセンター お客さま係長
小学生対象の「出前水道教室」講師歴6年。
野菜をおいしく食べるための「だし」講座
おなじみの昆布、かつお、煮干、さらにトマト、玉ねぎの各だしを味比べ。
お好みにブレンドするのも楽しい!
次に、講師のデモンストレーションで上手なだしのとり方を学んだら、だしと野菜のおいしさを実際に味わってみてください。
[講師]長谷川さとみさん
日本野菜ソムリエ協会認定野菜ソムリエ
横浜市認定はまふうどコンシェルジュ
横浜で料理教室主宰
試食メニュー
けんちん汁、ニンジンご飯、白米、焼き海苔
神奈川県の郷土料理でもあるけんちん汁。
だしと野菜のおいしさを一緒に味わっていただくのに最適のメニューです。