召しませ 食べごろ濱トマト トマトまつり
トマトまつり レポート
【トーク】日本初 清水屋ケチャップ復刻物語
お話は明治時代のトマトケチャップの復刻版を実現させた、横浜屋本舗の丸山和俊さん。
丸山さんが調べていくと、ケチャップという言葉はすでに中国の福建省にあって、魚の煮汁のこと。それがシルクロードを通ってイギリスに入ると、白いんげん豆の煮汁に。移民がアメリカに伝え、いんげん豆ではなくトマトで煮汁を作ったら、日持ちもするし酸味があって大ヒット!トマトケチャップとして広がったようです。
明治29年に日本初のトマトケチャップを作ったのは、横浜で西洋野菜の栽培を行っていた清水興助さん。ケチャップには香辛料が使われていますが、当時香辛料を扱えるのは薬屋さんだけで、清水さんも薬屋さんでした。また当時はビール瓶をリサイクルし、ケチャップを詰めて販売していたそうです。
清水さんは瓶に貼るラベルも手作りしました。横浜開港資料館で見ることができるそうです。ケチャップの音をもとに、ローマ字でつづったので、SIMIZU’S TOMATO CATSUP(キャッツアップ)になっています。そのラベルは、そのまま復興版にも引き継がれています。
ケチャップにぎゅっと詰まった人と歴史の物語。丸山さんは清水興助のスピリッツを現代に伝えたいと復刻版に取り組んだそうですが、貴重なお話が満載で、かなりおトクな40分でした。いやあ、楽しかったです。
株式会社横濱屋本舗 ⇒ www.yokohamayahompo.com
【入れ替え制ランチ】トマトのお昼ごはんと夏野菜バイキング
トマトづくしのランチ、トマトの味比べ、夏野菜バイキングと、今が旬のトマトをたっぷり楽しんでいただく、まさにトマトのお祭り。告知した直後からあっという間に予約が埋まり、当日まで毎日のように申し込みの電話が入る、おかげさまで大人気のイベントとなりました。
トマトパスタ、トマトパン、スープ以外は、バイキングテーブルに取りにいくスタイル。
アンケート結果では、「チキンとキヌアの夏野菜煮」「トウモロコシと米粉のカスタードバルサミコかけ」の人気が高かったようです。
そして、今話題の塩麹で漬けた野菜が大好評。
福島県会津地方の味噌醤油醸造元 株式会社伊藤金四郎商店さんから届いた麹で作りました。
〈編集部より〉今秋、麹と甘酒のイベントを予定しています。こちらもお楽しみに!
トマトの味比べ
料理を担当するのは、地元の野菜ソムリエさん。
「トマトの味比べ」で使うトマトを見に、都筑区川向町にあるトマト畑に行ってきました。
農園主の小金井さんに野菜作りの話を聞き、真摯に取り組む姿勢に感激。
トマト比べで品種や味の違いを皆さんにお伝えできるよう、しっかりメモ。野菜ソムリエさんも真剣そのものでした。
トマト比べに登場したのは、ホワイトゼブラ、グリーンゼブラ、桃太郎ファイト。
青々としたグリーンのトマトは熟していないようにも見えますが、これが食べごろの完成形です。
ワゴンに乗せて、野菜ソムリエさんが各テーブルをまわりました。
ちょっとこれ、新幹線の車内販売のようでは!?
参加者の皆さんと直接触れ合えるのが好評でした。
お買い物コーナー
ランチだけでなくお買い物も楽しめるのが、トマトまつりの魅力。
ランチで食べたパスタのトマトソースが絶品!とお買い求めになったり、ランチのお供に横浜ビールを召し上がったり。
地産地消を目玉にしていきたいみんなのキッチン。地場野菜を買ってお帰りになる方を見るとうれしくなります。
はくばくさんからは参加者全員に雑穀のおみやげが提供され、とても喜ばれました。
足立さんのパンも完売。編集部スタッフが最後に買って片づけ後に食べようというもくろみは、はかなく消えたのでした。
〈出展〉JA横浜 株式会社横濱屋本舗 株式会社横浜ビール 株式会社はくばく
あだちパンキッチン (敬称略)
参加してくれた皆さま、ご来場どうもありがとうございました。
トマトまつり 内容案内
「トマトのお昼ごはんと夏野菜バイキング」は満席となりました。
「試食・展示&お買い物コーナー」は、ご自由にお楽しみいただけます。
夏野菜のなかでも、断然人気のトマト。
ご存知でしょうか? 日本初のトマト栽培地はなんと横浜!
「トマトまつり」では、セミナーありランチありで、めいっぱいトマトを楽しんでいただきます。
場所:みんなのキッチン(横浜市営地下鉄「センター南」駅徒歩4分)
【トーク】日本初 清水屋ケチャップ復刻物語
お話 株式会社横濱屋本舗 丸山和俊さん
時間 :10:10~10:50
定員 :15名
参加費:100円
【入れ替え制ランチ】トマトのお昼ごはんと夏野菜バイキング
時間 : 1回目 11:00~12:00 2回目 12:25~13:25 3回目 13:50~14:50
参加費: 予約1名 1,000円 友達と予約すると1名 900円
当日参加1名 1,050円
3回目はラストタイムサービス 1名 850円
予約制/席に余裕があれば当日参加も歓迎
申込み:みんなのキッチン編集部
TEL: 045-944-1714(平日10時〜18時受付)
留守電での受付はいたしかねます。ご理解ご協力のほどお願いします。
【トーク】日本初 清水屋ケチャップ復刻物語
横浜のトマト栽培は技術的に日本有数といわれており、地元都筑でもおいしいトマトの栽培が盛んであることをお伝えします。さらに、日本初の清水屋トマトケチャップ誕生までの知られざる横浜初めて物語と、清水屋ケチャップ復刻版を実現させた横濱屋本舗さんの興味深いお話をお楽しみに!
【入れ替え制ランチ】トマトのお昼ごはんと夏野菜バイキング
都筑産トマトをはじめ、トマトソース・トマトバジルのパスタ、さらにトマトパンやスイーツ等など。旬のトマトをトマトランチで味わっていただきます。
[トマトのお昼ごはん]
- トマトバジルソースたっぷりパスタ
- 雑穀入りトマトパン
- 夏野菜スープ(冷製カボチャスープまたは雑穀入りミネストローネ)
- トマトのロースト
- チキンとキヌアの夏野菜煮
- 夏野菜スイーツ(トマトのシロップ漬けまたは夏野菜のカスタードバルサミコ酢かけ)
[夏野菜バイキング]
旬の夏野菜をオリーブオイル、バルサミコ酢、自然塩などでお召し上がりください。
福島県喜多方市から届いた麹で漬けた夏野菜もご用意します。
※都合により、メニューは変更になる場合があります。
「トマトのお昼ごはん」の料理は、地元の野菜ソムリエチームが担当します。
左から、
★鈴木佳世子さん
料理研究家、ジュニア野菜ソムリエ。自宅で日本野菜ソムリエ協会認定料理教室ks-café主宰。
★清水佐知子さん
調理師、ジュニア野菜ソムリエ。フードコーディネータ料理教室主宰。
★山本あゆみさん
フードライター、ジュニア野菜ソムリエ。
トマトパンは、「あだちパンキッチン」が担当。
[野菜ソムリエによるトマトの味比べ]
一年中出回るトマトも、これからが一番おいしくなります。
さまざまな種類のトマトを食べ比べてください。
おなじみの真っ赤なトマトだけでなく、黄色や黒色種などに出会えるかも!!
※天候によりご用意できる品種が変わります。あらかじめご了承ください。
協力:freshbeans
試食・展示&お買い物コーナー
11:00〜15:00
トマトソース、地場野菜、横浜ビール、おすすめ雑穀、トマトのパン ほか。
お中元や帰省のおみやげにいかが?
★予約なしで自由にお買い求めいただけます。
主催:みんなのキッチン
協賛:JA横浜 株式会社横濱屋本舗 株式会社横浜ビール 株式会社はくばく
株式会社創健社 あだちパンキッチン
後援:横浜市環境創造局、都筑区