[地産地消通信]農家とともに野菜を育てると、料理にもガツンと力が入る。
都筑区荏田東 ワイルドライス
センター南駅から歩いて7分、地元で採れた新鮮野菜をふんだんに使った創作料理が大評判の人気店。
こだわり抜いた野菜料理を提供するワイルドライス加藤オーナーシェフにお話を伺いました。
スタッフ全員野菜が大好き!
(後方真ん中が加藤オーナーシェフ)
使っている野菜のほとんどが専属農家のもので、その数40種。シェフ自ら珍しい野菜の種を取り寄せ、農家に栽培をリクエストすることもあるそうです。
畑は店から車で10分。野菜の育ち具合を見にいったり、ときどきスタッフをつれて畑の手伝いに行くことも。「スタッフの中にはオクラがどうなっているか知らない子も多い」と加藤シェフ。農家から野菜のなり方を学んだり、農家にはお店でどんなふうに野菜を提供しているかを知らせたりと関わりは深いと言います。
野菜の育て方や使い方も独特です。通常は捨ててしまう間引き野菜を育てて使ったり、白菜はあえてとうを立たせ花芽を摘み食材として生かしています。
「ブロッコリーは1回収穫して終わりじゃなく、横芽を食材として楽しむ育て方をしているから、長期間収穫できるんですよ」と加藤シェフ。
農家と一緒になって野菜を無駄なくおいしく。食べる人には驚きや新しい発見のある料理を。行列ができる理由はここにあると感じました。
取材協力:ワイルドライス
都筑区荏田東4-1-1 ボードウォークガーデン
☎045-942-8884