クオール薬局さんとのコラボ企画
体質改善 勉強会&ランチ第5弾「腸年齢の若返り」
薬局で食事相談を受けている管理栄養士さんが解説・レシピ考案を手掛ける「体質改善 勉強会&ランチ」。
5回目になる今回のテーマは「腸内環境~腸年齢を若返らせて、美しく健康に!~」。
クオール薬局の管理栄養士 山岸由佳さん・佐野英理子さんから腸の働きと腸内環境について学んだあと、管理栄養士考案レシピのランチ&個別相談会が実施されました。
◆クオール薬局さん◆
地域貢献の一環として患者さまだけではなく、地域の皆さまの健康維持増進を目的とした管理栄養士さんによる食事相談サービス等を行っている薬局です。
あなたの腸年齢は?
講義の初めに、まず自分の体の状態を知ろう!ということで、管理栄養士さんから生活習慣などに関するいくつかの設問が。各自当てはまるかどうかチェックして腸年齢の診断。診断結果に一喜一憂する?参加者。ペンをしっかり握り直して、講義を聞く姿から真剣さが伝わってきました。
大腸の働きと内部について学ぼう!
大腸は、全身の免疫をコントロールする器官でもあるんですよ。最近話題の腸内フローラは「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3つに分類されます。健康維持や老化防止に役立つ「善玉菌」と、健康阻害や病気の引き金になり老化を促進する「悪玉菌」、両方の働きをする「日和見菌」。それぞれのバランスは2:1:7が理想的なんですが、年齢を重ねていくと「善玉菌」が減って「悪玉菌」が増えていってしまうんです。
「善玉菌」を増やす方法は?
大きく分けて2つ。ひとつは、乳酸菌やビフィズス菌を含む食品(=発酵食品)を直接摂取すること。もうひとつは、腸内で善玉菌のエサとなる食品(=オリゴ糖、食物繊維)を摂取すること。管理栄養士さんからは具体的な食品の効果的な食べ方もレクチャーされました。
「ヨーグルトを食べるタイミングは朝と夜どちらがよいか?」「いろいろな種類のヨーグルトを食べるのと、毎日同じ種類のヨーグルトを食べ続けるのではぢちらがよい?」という管理栄養士さんからの質問に、参加者の回答が割れました。「朝より夜、同じ種類のヨーグルトを」という解説にどよめきが・・・。
「様々な情報がとびかう中、何が正しいのかわからなくなっていて・・・」と参加動機を語ってくれた参加者も、管理栄養士さんの解説に、モヤモヤがはれてすっきりした様子でした。
管理栄養士さん考案のメニュー
【鶏むね肉の塩麹焼き】
塩麹は必須アミノ酸やビタミンB群などの栄養素が豊富。パサパサした鶏むね肉も酵素の力でうまみを引き出し柔らかに。消化を助ける効果も。
【豆乳の具だくさん味噌汁】
善玉菌のエサとなる食物繊維たっぷりの味噌汁。豆乳に含まれるオリゴ糖は便秘解消にも効果的。
【かぼちゃとチーズのデザート】
食物繊維が豊富なかぼちゃにチーズを入れることで不足しながちなカルシウムも。
調理スタッフからのワンポイントアドバイス
「かぼちゃとチーズのデザート」にはレシピのプロセスチーズの代わりにクリームチーズを使いました。また、レーズンを入れて風味をプラス。はちみつを入れなくてもほどよい甘さが出て、よりデザート感のある一品に仕上がりました。
「鶏むね肉の塩麹焼き」には「人参のすし酢あえ」を添えてみました。作り置きができて、栄養満点。箸休めにおすすめです。