まちづくりびとに聞く!<11>都筑区バーチャル商店街
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食や地域づくりへの想いを届ける、2016年新春インタビュー

2016.3.30

都筑バーチャル商店街は、都筑区商店街の2代目の若手と女性たちが参加し、昨年3月に発足した。ネーミングからすると、WEB上で都筑のオリジナル品販売?と思いきや、区民まつりや各人が所属する商店街の盛り上げ役としてリアルな活動を続けている。

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仲町台で不動産業を経営する木伏さん。看板犬・ハクちゃんとともに。来るもの拒まずの人柄が人を引き寄せる。

会長の木伏慎治さんは、仲町台商業振興会の副会長も兼ねる。仲町台の名物・グルメフェスタをはじめ、低料金でお店をめぐる飲みコン、1000人規模の参加があるハロウィン祭りなどで、縁の下の力持ち役目を果たす。
商店街の活動は町内会や子供会等の協力と信頼関係があってこそ。安心安全な街づくりを目的とした防犯カメラの設置も、町内会の合意のもとに実施できた。

「買い物便利、緑道や古民家のある公園もある環境抜群の仲町台に、さらに安心が加わりました。住みやすい街・愛される街にしていきたいですね」

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都筑をホームタウンとするプロバスケットチーム・ビーコルセア-ズの後援会事務局も買ってでた。長瀬さんは仲町台でご主人とともに新古車販売店を経営。

婦人部事務局長の長瀬苗子さんは、昨年4月から婦人部の事務局長を務める。商店街の様々な催しを盛り上げるほか、年に1回イベントを開催。会員の専門知識を生かしたセミナーなどで会員同士や地域住民との交流を図る。(女性の病気について、生前の遺影撮影会など開催)

商店街に参加したきっかけは、2008年のリーマンショック。不景気が街中をおおう中、商店・企業の社会的責任やあり方を強烈に意識した。「街が元気になるために、何ができる?」。区から紹介されたのが、都筑区商店街連合会だった。清掃や花植えの活動から始まり、今に至る。

「婦人部の存在は大きいです。経営は別でも支え合える仲間がいることはとても心強い。温故知新の気持ちをもって未来に笑顔をつなげたいと、みんなで活動を続けています」

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