野菜スープコンテスト2016
書類審査通過10選とインターネット投票


日本中、いや世界中から投票していただき、ありがとうございました。
2016年2月2日で、投票は締め切らせていただきました。

投票結果と審査基準を踏まえて、最終選考出場スープが決定いたしました。
最終選考出場スープはこちら ⇒ 

野菜スープコンテスト2016の概要はこちら ⇒ 

投票方法

レシピを応募してくださった皆さま、ありがとうございました。
全部で55点の応募をいただきました。

厳正な書類審査で選ばれた10点のスープを紹介します。食べてみたい、作ってみたい、これぞベスト!と思うスープ1点を選んで投票してください。
このページ内に投票フォームがあります。(10点のスープ紹介の下)

《インターネット投票ができない場合》
FAXでの投票を受付いたします。
投票フォームと同じ設問(スープ名、選んだ理由、お住まい、性別、年代、何を見て知ったか)の回答をご記入のうえ、下記宛てにFAXにてお送りください。
FAX:045-944-1399
投票結果と審査基準をもとに、コンテスト(最終選考)に出場する4点のスープを決定します。投票結果のみで決まるわけではありません。

審査基準

(1)横浜野菜のおいしさを引き出している (2)オリジナル性が高い (3)将来性を感じる

投票期間 2016年1月26日(火)~2月2日(火)

〈投票に際して皆さまへのお願い〉
投票はお一人1票に限らせていただきます。
写真、掲載文を無断で転載、配布することはご遠慮ください。あらかじめご理解のほど、お願い申し上げます。

書類審査を通過した10点のスープ

[1]じゃがいものニョッキ入りたっぷり横浜野菜の豆乳カレースープ
小沼蓉花さん 作

じゃがいものニョッキ入りたっぷり横浜野菜の豆乳カレースープ

〈メニューに使った横浜野菜〉

さつまいも、人参、ほうれん草、ブロッコリー、じゃがいも

〈その他の食材とおおよその作り方〉

赤ピーマン、たまねぎ、ウインナー、カレールー、水、豆乳、固形コンソメ、薄力粉、塩

ゆでたじゃがいもをつぶして成形し、沸騰した湯に入れ、浮かんできたら取り出す。鍋にバターを入れ、野菜とウインナーを入れて炒める。火が通ってきたらカレールーを入れなじませる。水とコンソメを入れ、コンソメが溶けたら豆乳を加え、煮立たせる。ブロッコリー、ほうれん草、じゃがいものニョッキを入れ煮込む。

〈作者のひと言PR〉

大学の授業で横浜野菜や地産地消をテーマとしたワークをしており、横浜野菜を全国の人に知ってもらいたいと思い、横浜野菜をたっぷり使ったスープを作りました。じゃがいもで作るニョッキはモチモチで美味しく、また体に良い豆乳を使い、誰にでも食べやすいようにカレー風味にしました。たくさんの野菜がある中で、さつまいもは甘さがあり良いアクセントになっています。

〈書類審査員のコメント〉

たくさんの野菜を一度に食べられるスープです。カレー味にして、みんなにおいしいと思ってもらえるのもいいですね。若い方がコンテストに挑戦するのは、とても良い勉強になると思います。頑張って!

[2]横浜野菜と牡蠣の和風チャウダー
 永持麻子さん 作

横浜野菜と牡蠣の和風チャウダー

〈メニューに使った横浜野菜〉

玉ねぎ、ニンジン、大根、椎茸、ジャガイモ、小松菜

〈その他の食材とおおよその作り方〉

生ガキ、ベーコン、酒、煮干しだし、牛乳、オリーブ油、バター、小麦粉、味噌、塩、こしょう、片栗粉

オリーブ油とバターで、ジャガイモと小松菜以外の野菜とベーコンを炒め、約10分ほどじっくり蒸らし炒める。小麦粉をふり入れ炒める。沸かした煮干しだし、ジャガイモを加えて煮る。蒸し煮をしたカキを蒸し汁ごと牛乳も加え、さらに約5分煮て、味噌、塩、こしょうで味を調える。

〈作者のひと言PR〉

我が家の冬の定番スープです。
美味しい冬野菜と海のミルク、陸のミルクとの相性は抜群です。
野菜や牡蠣の栄養とうま味がたっぷりで、このスープをいただくと身体が喜んでいる気がします。沢山作って夕食に朝食に食べていただきたいです。ほんのり味噌の風味がご飯にもぴったりです。ご飯を入れてチーズをふってリゾットにしてもいいですよ。
出汁に煮干しを使うと野菜の味を邪魔せず、すっきりした味になります。頭と内臓を取ることが臭みを出さないポイントです。
野菜はじっくり蒸らし炒めにし、美味しさを引き出すのがポイントです。焦がさないように気をつけて。
ずっと定番にしていただきたいスープなので、珍しくないかもしれませんが、丁寧に下ごしらえをすることで、食べる人に愛情が伝わるスープだと思います。

〈書類審査員のコメント〉

冬に食べたいスープですね。普通、クラムチャウダーにたくさんの野菜は入らないけれど、このスープは野菜もたっぷり。牡蠣と野菜、両方の味があいまって、とってもおいしいと思うわ。煮干しを使ってきちんと作っていることもわかります。今年は全体的に、ちゃんと作っている、見るからにおいしそうなスープが多かったですよ。

[3]ハートもとける!W麹の蕪のとろとろポタージュ
 sweet*Hugさん 作

ハートもとける!W麹の蕪のとろとろポタージュ

〈メニューに使った横浜野菜〉

蕪・たまねぎ・ねぎ・人参

〈その他の食材とおおよその作り方〉

バター、チキンブイヨン、牛乳、水、塩麹、醤油麹

蕪、玉ねぎ、ねぎをバターで炒め、水とチキンブイヨンを入れて煮る。塩麹を加えて、ミキサーで滑らかにし、牛乳を加える。トッピング用の野菜、蕪と人参をハートの型で抜いてゆでる。蕪の葉は下茹でし、醤油麹で和える。牛乳をあたためて泡立て、スープの上にトッピングをのせる。

〈作者のひと言PR〉

蕪は、春の七草の1つでもありますね。疲れた胃腸を優しく整え、免疫力を高める効果もあるので、お正月明けに頑張る家族を応援するスープです!
受験を控えた子どもに、ちょっと疲れた中高年のだんな様に、塩と醤油のW麹でうまみはもちろん、疲労回復、リラックス効果、そして愛情をプラス!!
ゆっくり炒めて甘味をだし、ポタージュに仕上げたことで小さいお子さんも年配の方も飲みやすくなっています。

〈書類審査員のコメント〉

これはお金を取れる(笑)スープですね。飲食業で働いているだけあって、おいしそう!って言ってもらえるような工夫が上手な方です。さっそく私もマネして、フォームドミルク(牛乳を泡立てて作るトッピング)を作ってみようかな。

[4]まるごとかぶの玄米ポタージュ
 相澤 恵さん 作

まるごとかぶの玄米ポタージュ

〈メニューに使った横浜野菜〉

かぶ、玉ねぎ

〈その他の食材とおおよその作り方〉

葉つきのかぶ、玄米、柚子、水、白味噌、和風だし、牛乳、塩

かぶの根と玉ねぎを蒸し、火が入ったら葉の部分も入れる。玄米を中火で乾煎りし、水を注ぎ蓋をして煮る。味噌と和風だしを溶かして火を止め牛乳を入れる。玄米の半量と火が通ったかぶの根、玉ねぎ半量をミキサーにかける。玄米の残りの半量にかぶの葉と残りの玉ねぎを加えてミキサーにかけて、別の鍋に移す。それぞれの鍋を沸騰直前まで熱したら柚子の絞り汁を加えて混ぜる。

〈作者のひと言PR〉

おいしいかぶをまるごと使えるレシピを考えました。栄養豊富なかぶの葉は乳製品と一緒にとると効率よく栄養摂取ができます。また玄米も加えてこれ一皿でバランスよく栄養が取れるので、お年寄りの方にお勧めしたいです。かぶの優しい甘みと玄米のとろみのまろやかさを柚子の香りで引き締めました。

〈書類審査員のコメント〉

まだ10代なのに、よく考えて作っています。ビジュアルもとっても大事。これ、飲んでみたいって思わせますものね。冬のおいしいカブをまるごと使っているのもすばらしい。玄米を使っているのも今風でいいですね。

[5]豆乳豆腐の中華風スープ仕立て
 西頭雅子さん 作

豆乳豆腐の中華風スープ仕立て

〈メニューに使った横浜野菜〉

白菜、カブ、大根

〈その他の食材とおおよその作り方〉

豆乳、卵、鶏ひき肉、玉ねぎ、人参、鳥ガラスープ、オイスターソース、醤油、塩、胡椒

豆乳と卵をフードプロセッサーで混ぜ、蒸して豆乳豆腐を作る。酒としょうが汁で下味をつけた鶏ひき肉を茹でる。ひき肉の水気を切り、オイスターソースで味付けする。ゆで汁に鶏ガラスープを入れ、千切りした野菜を入れる。すりおろしたカブと鶏ひき肉を加え、味を調える。水とき片栗粉でとろみをつける。豆乳豆腐の上に野菜スープを盛る。

〈作者のひと言PR〉

都筑区でシェア畑を初めて1年になります。つまり自作の野菜はすべて横浜野菜です。
 採れたて野菜を味わい、本来の野菜の味のおいしさに感動する毎日です。カブや大根の葉なども余すことなく材料の一員です。

〈書類審査員のコメント〉

豆乳と卵で茶碗蒸しを作って、スープに仕立てる凝った作りです。ひき肉をゆでた後に味をつけて、ゆで汁も無駄なく使って、味のレイヤーを重ねています。これにご飯とお漬物で食べてみたいわ。

[6]横浜野菜の白いスープ
 遊民さん 作

横浜野菜の白いスープ

〈メニューに使った横浜野菜〉

里芋・エリンギ・かぶ・カリフラワー

〈その他の食材とおおよその作り方〉

玉ねぎ、塩、豆乳

鍋に1gの塩をふり、エリンギ・カリフラワー・カブ・里芋・玉ねぎを切り、順番に鍋に入れる。最後に塩1gをふり、蓋をして約30分火にかける。ミキサーに入れて豆乳を加えて塩で味を整える。

〈作者のひと言PR〉

水や油を使わずに、野菜旨味を引き出し調味料は塩だけで作りました。
野菜たっぷりで、ミキサーにかけることで離乳食にもお年寄りにも適してます。
冷製スープでも熱々スープでもokです。

〈書類審査員のコメント〉

スープにはあまり使わない里芋を使ったところがいいですね。旬のカリフラワー、カブの旨みが凝縮して。これは絶対おいしいですよ。作ってみたいと思ったわ。冷たくして飲んでもおいしいでしょう。

[7]大根と小松菜のランチ・ホットスムージー
 パールちゃん 作

大根と小松菜のランチ・ホットスムージー

〈メニューに使った横浜野菜〉

大根、小松菜

〈その他の食材とおおよその作り方〉

炊いた白米と雑穀米、スモークサーモン、豆乳、ブイヨン、塩、ディルの葉、ピンクペッパー

大根を細かく切って茹で、小松菜も茹でる。フードプロセッサーでつぶし、豆乳を入れ、ブイヨンも入れる。お鍋で温めながら塩で味付けをする。白米と雑穀米を混ぜて炊いたご飯を型抜きし、周りにスープ、上にサーモンをのせ、ディルとピンクペッパーで彩りをそえる。

〈作者のひと言PR〉

一皿でいただける手抜きスープですが、大根が消化を助けてくれて、小松菜でビタミンも取り、サーモンをおかずにご飯を食べるといった感覚です。スープと合います。
年齢を重ねてくるとお肌も気になりますので、アスタキサンチンとアントシアニンをなるべく多く取るようにしています。
自分のためです?

〈書類審査員のコメント〉

ひと手間かけて、こんなおしゃれなスープもいいですね。これが食卓に出てきたら歓声があがりそう。スモークサーモンをいくらやゆで卵に替えても喜ばれそうです。スープとご飯を一緒に食べられるのもいいですね。

[8]ふあふあ大根もち入りすーぷ!!
 高橋桂子さん 作

ふあふあ大根もち入りすーぷ!!

〈メニューに使った横浜野菜〉

大根 人参 白菜

〈その他の食材とおおよその作り方〉

米粉、片栗粉、ごぼう、鶏肉、ごま油 しょう油、酒、昆布、なると、みつば

作り方:
大根おろしに米粉、片栗粉を混ぜて、電子レンジで加熱する。ごま油で、ごぼう、人参、大根を軽く炒め、昆布と水を入れて煮る。煮えてきたら、鶏肉・白菜を入れ白菜がしんなりしたら、酒・しょう油を加える。器に盛り付け、大根もちを丸めてのせる。なると、青味を飾る。

〈作者のひと言PR〉

米粉入りの大根もちをすーぷにトッピングしました。
紅い大根を使い彩も良く野菜のうま味が出たすーぷになりました。
大根もちもとろ~りと、食が進むと思います。
米粉は、新潟の伯父が作ったお米を粉にしたものを使いました。

〈書類審査員のコメント〉

大根餅をスープに入れるアイデアが面白い。お正月の後、胃が疲れた時にも良さそうなスープです。これまでのコンテストに出てこなかったタイプのスープ。人参をすって、人参餅にしてもおいしいでしょう。

[9]冬のはま菜ちゃんボルシチ風スープ
 ごまうりさん 作

冬のはま菜ちゃんボルシチ風スープ

〈メニューに使った横浜野菜〉

ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、キャベツ、カブ

〈その他の食材とおおよその作り方〉

にんにく、スペアリブ、トマト缶、バター、赤ワイン、レモン汁、ブラックペッパー、塩、ベイリーフ、パセリ、オールスパイス、オレガノ、水、プレーンヨーグルト

スペアリブは水からゆでて数分沸騰させ、いったん水を捨て、再び中火で水が半分ぐらいになるまで煮詰める。スペアリブの骨をはずして肉をサイコロ状に切り、バターで炒めたにんにく、玉ねぎ、人参、かぶ、トマト缶、赤ワイン、塩コショウ、ベイリーフ、パセリを入れて中火で煮る。キャベツ、じゃがいもも入れて煮る。レモン汁を加えて、味を調整し、ひと煮立ちさせて完成。お好みでヨーグルトを加える。

〈作者のひと言PR〉

・ヨーグルトは小岩井の生乳100%が向きます。
・寒い季節にとてもあたたまるスープです。
・スペアリブのうまみでおいしく野菜がいただけます。
・日持ちするので、たくさん作って、冷蔵庫で保存し、食べる分だけとりだして温めて食べるのがおすすめです。
・地場産ビーツが手に入ったときにボルシチを作ってみたくなり、いろいろ調べて、このレシピを作りました。
 普段ビーツは手に入りにくいので今回はカブで代用しました。最近は赤カブが出回っているので、それでも良いと思います。

〈書類審査員のコメント〉

スペアリブを使った、味のしっかりしたスープです。万人に喜ばれるんじゃないかな。ビーツはまだ一般の家庭ではなじみのない野菜ですが、地場もののビーツに目をとめて使ってみようと思ったのはすばらしいですね。

[10]やさしい根菜スープ
 あんこさん 作

やさしい根菜スープ

〈メニューに使った横浜野菜〉

さつま芋 ごぼう 玉葱

〈その他の食材とおおよその作り方〉

豆乳、水、バター、塩麹・塩、炒め油・揚げ油、すりごま

さつま芋は輪切り、れんこんはすりおろす。 玉ねぎをよく炒め、ごぼう・さつま芋を入れて油がまわる程度に炒める。水を入れやわらかくなるまで煮てミキサーにかける。おろしれんこんを加えて2、3分煮てから豆乳を入れる。塩・塩麹で味付けをして火を止めてからバターを入れる。食べる直前に、お好みですりごまや、さつま芋、ごぼうの素揚げをトッピングする。

〈作者のひと言PR〉

高齢になるとれんこんやごぼうなどの根菜が摂り難くなることや繊維不足が言われていますので、スープにしたらと思い作ってみました。
さつま芋の甘み・ごぼうの香り・れんこんのとろみ・豆乳のまろやかさでやさしい味のスープができました。
(牛乳でも試作しましたが豆乳の方ががまろやかになりました)

〈書類審査員のコメント〉

こういった野菜をたくさん食べていれば、健康維持にもつながりますね。まさに高齢者にこそ飲んでほしい、やさしいスープです。豆乳、バター、塩麹。シンプルながら、味は間違いないでしょう。

インターネット投票

インターネット投票は2月2日までで締め切りました。
多数の投票、ありがとうございました。