野菜スープコンテスト(2012年~2015年)10選のスープ
野菜スープコンテスト2012の10選
[A]パプリカと里芋のポタージュ
高橋美菜子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
里芋、人参、玉ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
パプリカ、中華スープの素、塩、オリーブオイル、みりん、胡椒、オールスパイス、クミンパウダー
里芋は電子レンジで加熱。玉ねぎ、人参を炒め、さらにパプリカと里芋も投入。スパイスを加え、水とスープの素で煮る。粒がなくなるまで潰して調味。
〈作者のひと言PR〉
里芋のなめらかさと、パプリカの優しい甘さを合わせました。煮物の里芋とはまた違ったおいしさが感じられます。ぽってりとした食感は、老若男女問わず食べやすいのでは。
明るく元気なビタミンカラーも楽しめる、目にもうれしいスープです。
〈書類審査員のコメント〉
まず色がきれいで、パッと目をひくわ。
どんな味か?と期待させてくれる。
野菜の旨みが凝縮されている感じね。
[B]ほっこりとろとろ雑穀スープ
原田奈緒さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
かぶ、里芋
〈その他の食材とおおよその作り方〉
雑穀、スープ、乾燥アオサ、
柚子の皮、塩
やわらかく煮たかぶと里芋に、すりおろした蓮根を入れて一煮立ち。煮た雑穀をもり、アオサと柚子をのせる。
〈作者のひと言PR〉
食べるとほっとする根菜と雑穀のスープです。優しい味のアクセントに、柚子とアオサを加えました。
〈書類審査員のコメント〉
とろっとしたスープで体が温まりそうう。アオサを上手く使えたら上級者ね。
[C]ベアーズチョルバス(ホワイトスープ)
飯原直子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
白ネギ、セロリ、玉ねぎ、白菜、ジャガイモ、カブ、キャベツ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
牛乳、ヨーグルト、バター、オリーブオイル、ドライミント、塩、白こしょう
野菜を圧力鍋で炒め、ヨーグルトとひたひたの水で圧力をかけて煮る。ポタージュ状にし、牛乳を加える。
〈作者のひと言PR〉
寒空の中、地中で蓄えたビタミン、ミネラルが豊富な野菜スープ。国際都市横浜を意識して中東風にアレンジしました。
冬の冷蔵庫にある残り野菜(白いもの)で作ることができます。
〈書類審査員のコメント〉
どの家庭にもあるような残り野菜からオリエンタルなスープが作れるなんて、いいよね!
[D]デトックス『ま・ご・わ・や・さ・し・き』スープ
中田土紀子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
キャベツ、大根、人参、玉ねぎ、ねぎ、ごぼう
〈その他の食材とおおよその作り方〉
カボチャ、椎茸、蓮根、山芋、ねぎ、レンズ豆、春雨、米粉、オートミール、国産小麦粉、青のり、生姜、にんにく、すり胡麻
野菜とオートミール、大根おろしと米粉、山芋と米粉、煮込んだ野菜、の4つの揚げボール。野菜を濾した汁はスープに。
〈作者のひと言PR〉
「まごわやさ四季(しき)」で季節の野菜をたっぷり使ったスープです。
ま→豆、まごころ。ご→ごま。わ→わかめ等の海藻。やさ→野菜、優しさ。
し→しいたけ。き→気持ち(大切な愛情)。
個性豊かな野菜のエネルギーを丸ごと食べて、健やかな日々を送ってほしい。
〈書類審査員のコメント〉
完成度の高いレシピ。
4種類の揚げボールもいいじゃない!!
[E]冬野菜のポタージュ白みそ風味☆人参白玉を添えて♪
みきれいこさん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
西部ねぎ、小松菜、じゃがいも、かぶ、人参
〈その他の食材とおおよその作り方〉
牛乳、昆布だし、白味噌、バター、塩、胡椒、白玉粉
野菜を炒め、昆布だしを加えて煮る。つぶつぶが残る程度にミキサーにかける。すりおろした人参を加えた白玉団子、牛乳を加える。
〈作者のひと言PR〉
旬の野菜をふんだんに使い、少量で栄養価の高いスープを作りました。小松菜・牛乳でカルシウムをとり、骨粗鬆症を防ぎます。人参白玉は、色のついた団子の楽しさと、だんごを噛むことによって、食のQOLを維持する効果が期待できます。
〈書類審査員のコメント〉
人参白玉に惹かれるし、食べてみたいと思わせる。白味噌の代わりに、熟成の若い手づくり味噌を使っても良さそう。
[F]日中友好♡酸辣湯(サンラータン)
三浦妙子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
三つ葉、香菜、万能ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
えのき茸、ゆでたけのこ、豚ひき肉、高野豆腐、きくらげ、卵、鶏がらスープ、片栗粉、醤油、胡麻油、酒、酢、豆板醤、味噌、オイスターソース、生姜の汁
下味をつけた豚ひき肉を炒め、水を入れて煮る。他の具材と鶏がらスープを加え、調味。溶き卵を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
〈作者のひと言PR〉
2012年は日中国交正常化40周年。横浜といえば中華街。日本の食材、高野豆腐、三つ葉も使った、日中友好スープを考えました。
〈書類審査員のコメント〉
これは間違いなくおいしいでしょう。メインになる野菜があったら、さらにいいですね。
[G]玄米とたっぷり野菜のスープ
まめぱんさん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
玉ねぎ、人参、キャベツ、椎茸、大根葉
〈その他の食材とおおよその作り方〉
玄米、ベーコン、コンソメスープ、塩、胡椒、油
玄米を電子レンジで焦げないように煎る。ベーコンと大根葉以外の野菜を炒め、玄米とコンソメスープを加えて煮込む。大根葉、塩、胡椒を入れる。
〈作者のひと言PR〉
いつもの野菜たっぷりコンソメスープに、煎り玄米をプラスしました。プチプチ食感の香ばしいスープをどうぞ。
野菜は余ったものでもOKです。
〈書類審査員のコメント〉
電子レンジで玄米を煎る、このアイデアに脱帽! 野菜をたくさん食べられるのもgood。
[H]小松菜、長いも、はんぺんのとろっとスープ
首藤由紀子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
小松菜、長いも
〈その他の食材とおおよその作り方〉
牛乳、はんぺん、塩、胡椒
ゆでた小松菜、はんぺん、牛乳をフードプロセッサーで撹拌。1cm角に切って、さっとゆでた長いもを器に盛り、スープを注ぐ。
〈作者のひと言PR〉
はんぺんを使うことで、あっという間にできるスープ。小松菜のきれいなグリーンと、とろっとしたスープに長いものシャキシャキした歯触りがポイント。高齢者やお子様にも飲みやすいスープです。
〈書類審査員のコメント〉
食材がシンプルで、おいしさが想像できる。ちょっとコレ、飲んでみたいじゃないですか!!
[I]フワフワつみれとモチモチ野菜すいとんの彩りスープ
FOOD LANDSCAPE 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
人参、春菊、大根、里芋
〈その他の食材とおおよその作り方〉
粉、昆布出汁、醤油、塩
甘塩たら、里芋、生姜、卵白、酒でつみれを作る。すいとんは、ゆでた人参とゆで汁、白玉粉で。
昆布出汁に角切りの大根を入れ、湯むきしたミニトマト、春菊を加えて味を整える。
〈作者のひと言PR〉
野菜と魚を柔らかく仕上げた、栄養満点の食べやすいスープ。デザートのようなカラフル彩りで、見た目にも楽しいスープに仕上げました。
つみれやすいとんは、家族で仲良く作るシーンをイメージしました。
〈書類審査員のコメント〉
カラフル、華やかでかわいい!
見て食べたいと思わせるのも大事。
[J]ぎゅぎゅっとYOKOHAMAスープ
土志田璃央 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
さつまいも、トマト、ほうれん草
〈その他の食材とおおよその作り方〉
玉ねぎ、ベーコン、生姜、牛乳、コンソメキューブ、オリーブ油、クリームチーズ、塩
色がつくまで玉ねぎとさつまいもを炒め、トマト、ほうれん草を加えてさらに炒める。牛乳、水、生姜を入れて煮る。塩、コンソメで調味。
〈作者のひと言PR〉
寒がりな祖母がこの冬も元気に乗り切れるようにと願って考案しました。生姜に熱を通すことで、温め効果を期待。
横浜の野菜をはじめとした、“食”の力で日本中を勇気づけることができると信じています。
〈書類審査員のコメント〉
料理をする若い人が減る中で、18歳の応募にエール! 今後の成長ぶりを期待して。
野菜スープコンテスト2013の10選
[1]野菜とお麩のグラタンスープ
羽 ゆき さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
自家製切り干し大根、人参、玉ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
えのき茸、コンソメ、小町麩、粉チーズ、酒、醤油
玉ねぎ、えのき茸、切り干し大根、人参をコンソメを入れて煮る。水で戻したお麩を入れ、粉チーズをかける。
〈作者のひと言PR〉
玉ねぎを炒めて甘味を引き出す代わりに、切り干し大根を入れました。油を使わないのでカロリーは控えめ。フランスパンの代わりに、常温保存できるお麩を使っています。
〈書類審査員のコメント〉
お麩は一度にたくさん食べるのが大変だし、買った後も忘れてしまいがち。そんなお麩をスープで食べさせるのはいいアイデアね。低カロリー、ローコストなのもグーです!
[2]冬の白野菜と雑穀のあったかポタージュ
ta-coさん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
大根、かぶ、カリフラワー、玉ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
えのき、ホワイトマッシュルーム、にんにく、ひえ、昆布だし、ローリエ、オリーブオイル、塩、こしょう、かぶの葉(飾り用)、お麩(飾り用)
にんにく、玉ねぎ、えのき、ホワイトマッシュルームを炒め、大根、かぶ、カリフラワーも加えて炒め合わせる。昆布だしとローリエ、ひえを加えて煮る。粗熱がとれたらミキサーにかけ、水でとろみを調整。かぶの葉とお麩を添える。
〈作者のひと言PR〉
わが家の冬の定番スープを少しアレンジして、横浜の冬野菜をたっぷりと使いました。乳製品は入りませんが、野菜とひえだけでとってもクリーミー。キノコも入るので味がぐーんとリッチになります。大人用ならちょっと生姜を添えても美味しいです。冬野菜とひえで身体もぽかぽか、2歳の息子も白いヒゲをつくりながらモリモリ食べます。
〈書類審査員のコメント〉
ブレンドされた雑穀はよく使うけれど、ひえ単独で料理に使うことは意外とないわねぇ。ひえ、オリーブオイル、昆布だしの組み合わせが新鮮。若い人ならではの新感覚スープね。
[3]野菜畑のふわふわスープ
happy spiceさん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
人参、ブロッコリー、キャベツ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
ジャガイモ、玉ねぎ、豚ひき肉、高野豆腐、オリーブオイル、クリームコーン、塩麹、甘酒
鍋でジャガイモ、玉ねぎ、豚ひき肉を炒め、水を加えてやわらかくなるまで煮たら、クリームコーン、塩、甘酒を加える。ぬるま湯にひたした高野豆腐をレンジで温め、ふわふわにくずして鍋に入れる。キャベツ、すりおろした人参、ブロッコリーを入れて火を通す。
〈作者のひと言PR〉
野菜の旨みがたっぷり味わえるように、シンプルな味付けにしました。塩麹や甘酒を加えて、体に優しく元気になれるスープです。
冬の冷蔵庫にある残り野菜(白いもの)で作ることができます。
〈書類審査員のコメント〉
このふわふわは何!?って、まず目を引くわ。まあ、高野豆腐だったのね。ぱっと見のインパクトがあるしネーミングもいいじゃない。楽しい感じが伝わる、食べたいと思わせることも大事。
[4]シャキシャキホクホク彩りミソスープ
太陽ホエールズさん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
小松菜、里芋
〈その他の食材とおおよその作り方〉
赤かぶ、干し椎茸、だし昆布、めんつゆ、白味噌、塩、柚子の皮、一味唐辛子
里芋、戻した椎茸、昆布をだしで煮て、めんつゆ、白味噌、塩を入れる。小松菜、赤かぶを加えてひと煮立ちさせ、お好みで柚子の皮、一味唐辛子を添える。
〈作者のひと言PR〉
食べてくださった皆様が元気になれるよう、栄養面※は勿論、五感を楽しんでいただける一品に仕上げました!
※カルシウム+ビタミンD=骨粗鬆症
〈書類審査員のコメント〉
20代の若さに期待! バラエティに富んだ具が若い人らしくて、飲んだら元気が出そうね。若い人には失敗を恐れずにどんどん挑戦してほしいわ。
[5]かぶとさつまいものとろっとスープ
大沢紀子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
かぶ、さつまいも、玉ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
豆乳、塩麹、白すり胡麻
さつまいもとかぶ、玉ねぎを煮て、やわらかくなったら具材をマッシャーでつぶす。水を加え、塩麹で調味し、豆乳を加える。かぶの茎、すり胡麻を添える。
〈作者のひと言PR〉
かぶとさつまいもをマッシュして、優しく甘いとろみがおいしいノンオイルのスープです。
〈書類審査員のコメント〉
素材そのものの味を胡麻のコクがひき立てる。基本がしっかりしていて間違いなくおいしそう。食物繊維もばっちりとれる、体にありがたや、なスープよ。
[6]身体を温める冬のスタミナ呉汁
蓬田直美さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
里芋、大根、小松菜
〈その他の食材とおおよその作り方〉
人参、生しいたけ、白菜、油揚げ、カレー用豚肉角切り、大豆の水煮、味噌、だし汁、コチュジャン、すりおろしニンニク
豚肉は水から煮てやわらかくし、野菜を入れる。ミキサーにかけた大豆の水煮とだし、味噌も加えてひと煮立ちさせる。ゆでた小松菜を飾り、コチュジャンとすりおろしニンニクを添える。
〈作者のひと言PR〉
「噛む力」を意識して素材は大きめにしてあります。噛ことによって満腹感が得られ、満足すると思います。大豆の水煮を汁に入れることにより、たんぱく質も豊富に摂れ、ニンニクとコチュジャンを入れると、ひと味変わります。
〈書類審査員のコメント〉
大豆の水煮で伝統的な郷土料理を楽しめるのがいいわね。一晩大豆を浸けずにラクできるのもうれしいじゃない!? 野菜をたくさん食べられるのもいい。日頃から野菜ぎらいの子どもにいかに食べさせるか、工夫しているんじゃないかな。
[7]とりひき肉と自家製大根のみぞれスープ
齊藤真澄さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
大根、柚子、一味とうがらし
〈その他の食材とおおよその作り方〉
鶏むね肉、塩、砂糖、こしょう、酒
調味料で揉んでおいた鶏肉を沸騰したに鍋に入れ、火が通ったら大根おろしを入れる。刻んだ大根葉を加えてひと煮立ち。ゆず、一味とうがらしを添える。
〈作者のひと言PR〉
化学調味料を使わず、素材の旨みを生かした優しいスープです。
〈書類審査員のコメント〉
さわやか、さっぱりといただけそうね。健全でシンプルなのもgood。大根の葉をムダにせず、鶏でだしをとる。若いのに渋さが光るわ。簡単に作れるところもいいわね。
[8]バターナッツのエスニックスープ
石毛郁子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
バターナッツ、じゃがいも、玉ねぎ、人参、セロリ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
鶏もも肉、ヨーグルト、すりおろしニンニク、すりおろし生姜、塩、ガラムマサラ、コリアンダー、クミン、ターメリック、バター、チキンブイヨン、生クリーム、パセリ
すりおろしたニンニクと生姜、スパイスをヨーグルトに混ぜ、鶏もも肉を入れてよく揉み冷蔵庫で1時間寝かす。野菜を煮たらミキサーでポタージュ状に。バターで鶏肉を炒め、ポタージュ、水を加えて煮る。飾りにパセリを散らし、お好みで生クリームを入れる。
〈作者のひと言PR〉
バターナッツという面白い形のカボチャを見つけたので作ってみました。ポタージュにするのが一般的ですが、それではありきたりになるので、エスニック風にアレンジしてみました。5種類もの野菜+スパイスにつけた鶏肉で、味わい深く仕上がっています。
〈書類審査員のコメント〉
これいいじゃないですか。食欲をそそる色もいい! バターナッツは煮るだけでは味が薄いけど、そこにスパイスを使うことで上手く味を引き出していますね。バターナッツを作っている農家は都筑にもあるのよ。
[9]野菜と発酵大豆のスープ
麻の葉さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
かぶ、長ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
玉ねぎ、発酵大豆、白飯、昆布だし、豆乳、味噌、胡麻油、塩、こしょう、かぶの葉
野菜、発酵大豆、白飯と昆布だし半量、胡麻油を入れ、ふたをして4分蒸す。残りの昆布だしと味噌を加えフードプロセッサーにかけて、豆乳を加える。かぶの葉を散らす。
〈作者のひと言PR〉
綾瀬市内で土産土法(どさんどほう)を広める活動をしております。発酵大豆とは「津久井在来大豆」のテンペのことです。
〈書類審査員のコメント〉
洗練された味のスープ。テンペがどう活かされているか気になるから、ぜひ「飲んでみたいわ。テンペの存在感をもっと前面に出して、たとえばクルトンのように浮かせるなどしても良いわね。
[10]かぶと人参のカレーミルクスープ
荒木典子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
かぶ、人参
〈その他の食材とおおよその作り方〉
しめじ、バター、牛乳、白ワイン、カレー粉、塩麹(ピューレ)、かぶの茎
バターで野菜を炒め、牛乳、白ワイン、カレー粉、塩麹を入れて煮る。ゆでたかぶの茎を散らす。
〈作者のひと言PR〉
旬の横浜野菜「かぶ&人参」を使って「心も身体も温かくなるスープ」をコンセプトに作りました!
なんといっても横浜野菜の「かぶ&人参」が美味しい!
更に白ワインと地元小泉麹の麹で作った塩麹でコクと旨みを・・・
カレー粉のスパイスで食欲増進し、バターで炒めることで素材の味を凝縮&風味!
牛乳とカレー粉とバターの絶妙なコラボレーションをお楽しみください。
〈書類審査員のコメント〉
カレー味がおいしくて子どもにウケそう。冬に飲みたいスープね。子どもがお腹をすかせて帰ってきた時、インスタントに走らず、こういうスープをパッと作れたらいいわね。
野菜スープコンテスト2014の10選
[1]かぶDEミルフィーユ
山野和子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
かぶ、パセリ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
ミートソース、コンソメ、粉チーズ、こしょう
ひたひたの水に入れたカブをレンジで加熱。かぶとミートソースを交互に重ね、水、コンソメ、粉チーズ、こしょう、パセリを入れ、レンジで加熱。
〈作者のひと言PR〉
季節の野菜を美味しく簡単に。パセリは刻んでレンジで乾燥させています。高齢者にも喜ばれるように、具材を食べやすい形にしました。
〈書類審査員のコメント〉
ボリュームがあって、これ一皿で主食としてもいけそう。レンジをフル活動する時短スープがあってもいい。パセリのと使い方をさらに工夫して、たくさん食べられるといいわね。
[2]ふんわりまあるい根菜のスープ
宮地香子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
さつまいも、にんじん、かぶ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
しめじ、生姜、鶏ひき肉、青ねぎ、豆腐、酒、片栗粉、こしょう、塩麹、鰹など和風のだし
さつまいもとにんじんをだしで煮た中に、鶏ひき肉を錬り、豆腐、酒、こしょう、片栗粉、青ねぎ、生姜を加えたものをスプーンで丸めて入れる。かぶ、しめじも加え、塩麹で味付けする。
〈作者のひと言PR〉
味付けは塩麹だけで、やさしくまろやかに仕上げました。根菜は何を入れてもよいですが、さつまいもを入れるのがポイント。まろやかな塩麹にさつまいもの甘みがよく合います。仕上げのしょうがも塩麹にはぴったりです。鶏団子は高齢者にも食べやすいように、豆腐を入れてふんわり仕上げましたが、ボリュームがほしい育ち盛りの子供たちには、一度油で揚げてからスープに入れてもOK。家族全員、心も体もあたたまるスープです。
〈書類審査員のコメント〉
ネーミング通り温かくほっこり感を味わえそう。塩麹も少しだけ使うところがいい。食べごたえがあり、栄養も摂れる。野菜本来の味を活かせるスープ。
[3]じぇじぇじぇ!! 甘いスープ?
きゃりーママさん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
にんじん、かぶ、玉ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
リンゴ、水溶き片栗粉、シナモン、バター、牛乳
野菜はすべて薄切りにして煮る。ミキサーにかけ、にんじんとリンゴにシナモン、かぶと玉ねぎには牛乳を入れる。再び火にかけ、水溶き片栗粉でとろみをつける。薄切りのリンゴはフライパンで焼く。
〈作者のひと言PR〉
野菜とリンゴのほんのり甘いスープです。デザート感覚で小さなお子様にも喜ばれます。
〈書類審査員のコメント〉
甘い味のスープというのが独創的。人目を引くスープ。レシピを見たら、作ってみたいと思わせる。リンゴをもらいすぎた時にもいいわね。
[4]春菊とカブのクリームスープ〜月見仕立て〜
石渡環さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
春菊、かぶ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
鶏ささみ肉、にんにく、ごま油、錬りごま、黒ごま、白ごま、醤油、塩、こしょう、片栗粉、牛乳、卵、赤こしょう
かぶと春菊をごま油、にんにくで炒めた鍋にお湯を注ぎ、生のかぶをすりおろして加える。沸騰後、錬りごまも加え、ミキサーにかけて鍋に戻す。塩こしょう、ごま油でマリネしたささみを入れ、スープを味付けする。ポーチドエッグ、白黒ごま、赤こしょう、飾り用の春菊とかぶを入れ、ごま油をかける。
〈作者のひと言PR〉
大好きなごまをたっぷり味わえるスープを作りました。バターや小麦粉は使わず、野菜のとろみだけでクリーミーなスープになりました。
〈書類審査員のコメント〉
使い方を限定されがちな春菊をスープにした発想がいい。ぜひ飲んでみたいと思った。ややトッピングがにぎやかすぎだけど、ご飯とこのスープだけで充分満足できそう。
[5]具だくさんの鯛のあら野菜スープ
原田 隆さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
ねぎ、大根、にんじん、里芋、白菜
〈その他の食材とおおよその作り方〉
鯛のあら、豆腐、生しいたけ、生姜、塩、酒
ねぎと生姜を鍋に敷き、熱湯に通してガーゼにくるんだ鯛のあらをのせる。水と酒、塩を入れ沸騰したら鯛を取り出す。アクをとって、野菜を入れる。5分後に白菜、10分後に豆腐と鯛のあらの白身を追加。
〈作者のひと言PR〉
料理ど素人の年金暮らし74歳男性。目標は、安い、美味しい、簡単、食材を無駄にしない。味は薄めにし、食べる人の好みに応じて調整します。
〈書類審査員のコメント〉
素材そのものの味を楽しめる。旬の大根やにんじん、白菜、ねぎの甘さを鯛のあらで引き出したスープ。塩とこしょうだけというシンプルさがいい。納得感のある、体にしみるスープですね。
[6]もちもち食感!3種類のいも餅de根菜たっぷり雑煮
坂本絵美さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
海老芋、じゃがいも、にんじん、ゆず
〈その他の食材とおおよその作り方〉
さつまいも、大根、ごぼう、水菜、干ししいたけ、餅粉、昆布、焼きあご、酒、薄口醤油、塩、サラダ油
じゃがいも、海老芋、さつまいもをそれぞれ蒸して、餅粉、塩、水を加えてこね、丸いいも餅を作る。焼きめをつけ、ゆでる。干ししいたけの戻し汁と昆布だし、あごだしで、にんじん、大根、ごぼう、干ししいたけを煮て、酒、塩、薄口醤油で味付けする。水菜、柚子の皮を飾る。
〈作者のひと言PR〉
海老芋、じゃがいも、さつま芋の三種類のいもで作ったお餅で、ヘルシーなお雑煮を作ってみました。
もちもちの食感で、それぞれのいもが持つ美味しさを感じられる仕上がりになっています。
和食が世界遺産になったので、和食の素晴らしさに想いを込めて、焼きあご、昆布、干ししいたけを使って、丁寧にだしを取りました。天然だしの旨味と根菜の甘みで、一口飲むと「日本人で良かった!」と思える味わいです。
〈書類審査員のコメント〉
お芋の使い方が目新しい。さっぱりとした味に芋餅が入るので、バランスがいい。ひと手間かけても作ってみたいと思わせる。見た目も良いし、食べてもおいしい、お得感のあるスープね。
[7]ポタージュに浮かぶ里芋コロッケ
安部加代子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
長ねぎ、小松菜、かぶ、里芋
〈その他の食材とおおよその作り方〉
バター、コンソメ、牛乳、砂糖、乾燥おから、ピザ用チーズ、塩、こしょう
長ねぎをバターで炒め、かぶを入れ、コンソメと水で煮る。かぶの葉、小松菜を加える。フードプロセッサーにかけ、ざるで濾した後、鍋に戻して牛乳、砂糖、塩、こしょうで調整。電子レンジでやわらかくした里芋をマッシュし、乾燥おからを混ぜて塩こしょうで味付けし、コロッケ型にする。耐熱容器にスープを注ぎ、コロッケの上にチーズをのせてトースターで焼く。
〈作者のひと言PR〉
料理:長ねぎ、蕪は緑の部分、皮も余すことなく使います。長ねぎをじっくりいためることでポタージュにやさしい甘味がでます。マッシュした里芋、チーズを入れることで、緑の野菜特有の苦みもやわらいでとても食べやすくなります。ボリューム感もあり、食べるスープのような一皿です。
〈書類審査員のコメント〉
飛びつきたくなるようなきれいな色。里芋のつなぎに乾燥おからを使ったコロッケがおいしそう。長ねぎ、かぶ、小松菜など、手頃な野菜を使っているのもいいですね。
[8]大根のあっさりクラムチャウダー
有馬智恵美さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
小松菜、大根
〈その他の食材とおおよその作り方〉
あさり、にんじん、じゃがいも、牛乳、あさりのゆで汁、コンソメ、塩、こしょう、バター
あさりを砂抜きしてゆでる。すりおろした大根とじゃがいも、電子レンジでやわらかくしたにんじん、あさりのゆで汁を鍋に入れ火にかける。温まったら牛乳、バターを入れる。コンソメ、塩、こしょうで調味。
〈作者のひと言PR〉
横浜の大根・小松菜を高齢者が飲み込みやすいよう、すりおろしたり細かく切って使いました。
さらにとろみをつけたい時は小麦粉を少々加えると良いです。
あさりと野菜のうまみたっぷりです。
小松菜・牛乳でカルシウムがたっぷり摂れ、骨粗鬆症防止に効果的です。
あさりは鉄分も豊富です。また、人参を可愛く飾ることで皆さんに喜ばれます。
ビタミン、ミネラルがたくさん摂れるあっさり飲みやすいスープです。
〈書類審査員のコメント〉
10代の子がイメージする料理。若い子を応援したいじゃないですか! あさりの味がきいて、美味しくできるはず。味見してみたいわ。
[9]蒸し野菜とナッツのほっこりポタージュ
野口友美さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
さつまいも、かぶ、にんじん
〈その他の食材とおおよその作り方〉
コンソメ、牛乳、生クリーム、ピーナッツペースト(加糖)、砂糖、ミックスナッツ(食塩不使用で素焼きのもの)
タジン鍋でさつまいも、かぶ、にんじんを蒸す。蒸した野菜をミキサーでペースト状にし、鍋に入れて水でのばす。コンソメを加えて火にかける。ピーナッツペースト、牛乳、生クリームを加え、砂糖で好みの甘さに調整する。皮つきさつまいもの角切りとローストしたナッツをのせる。
〈作者のひと言PR〉
じっくり蒸して引き出した野菜本来の甘味と旨味で作ったポタージュです。さつまいもベースのほんのり甘いポタージュは、ほっこりと体も心も温めてくれます。ナッツの香ばしさが野菜との相性抜群! 味と風味を引き立てています。
蒸し野菜にすることで栄養を閉じこめているので、ビタミンCやビタミンAがしっかり摂れ、風邪予防にもなります。
子どもからお年寄りまで多くの人が飲みやすいように、油脂類は使用せず、コクはあるけれどしつこくない味に仕上げました。
〈書類審査員のコメント〉
かわいらしい、冬のほかほかスープね。トッピングも工夫していて、食欲をそそる。食感もいいでしょう。一見、凝っているように見えて、手近にある野菜で簡単にできるところがいい。
[10]横浜のホワイトポタージュスープ
ともこ姉さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
かぶ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
玉ねぎ、豆乳、米粉、塩、オリーブオイル、干し海老、昆布
オリーブオイルで玉ねぎを炒め、干し海老と昆布のだし、玉ねぎ、かぶを加えて火にかける。スープと具に分け、具をフードプロセッサーでなめらかになるまで撹拌し、スープに戻して豆乳を加える。塩で味を調え、水で溶いた米粉でとろみをつける。浮き実のかぶを入れ、干し海老を散らす。
〈作者のひと言PR〉
かぶと玉ねぎの自然な甘さを味わえる優しいスープです。干し海老と昆布だしで深みのある味に仕上げました。牛乳や小麦粉にアレルギーのある方にも味わっていただけるよう、豆乳仕立てとし、米粉でとろみをつけました。
〈書類審査員のコメント〉
子どもからお年寄りまで万人に喜ばれそう。干し海老が味のポイントで、体に良さそう。米粉でとろみをつけているのもいい。体の芯から温まりそうな、冬に飲んでみたいスープですね。
野菜スープコンテスト2015の10選
[1]見て食べて元気の出る根菜スープ
中尾真紀子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
にんじん、ごぼう、玉ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
牛乳、みそ、塩、サラダ油、昆布、かつお節、水
にんじんは昆布とともにゆで、煮汁の半量で一番だしをとる。ごぼうは別の鍋で水からゆでる。玉ねぎを炒め、にんじんとあわせてミキサーにかけ、ごぼうを加える。鍋に移し、一番だしを入れて少し煮込み、牛乳を加える。トッピングのにんじんを飾る。
〈作者のひと言PR〉
病気と闘っている母が元気になれるスープをイメージして作りました。
見た目のオレンジ色は気分を盛り上げてくれて、栄養価の高いにんじんたっぷりでカロテンしっかり。ごぼうの食物繊維で整腸効果を期待します。ごぼうの食感がポイントです。一番だしでからだにやさしいスープにしました。
〈書類審査員のコメント〉
色がきれいで食欲をそそる。根菜をしっかりとれるのがいいですね。ごぼうの風味がうまく効いたらおいしいでしょうね。高齢者に食べやすく、栄養もとれそうです。
[2]かぶとむね肉スープ
有田律子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
かぶ、かぼちゃ、生姜
〈その他の食材とおおよその作り方〉
鶏むね肉、ワンタンの皮または餃子の皮、片栗粉、水、白だし、酒、みりん、こしょう
かぶ、むね肉ミンチを酒少々で煮る。白だしとみりんで味付けし、ワンタンの皮を入れる。片栗粉でとろみをつけ、ゆでたかぼちゃをトッピング。すり生姜を溶いて加える
〈作者のひと言PR〉
高齢者の方に。かぶは短時間でとても柔らかく煮え、むね肉ミンチも食べやすく、片栗粉でとろみをつけているので、温かくゆっくり食べられます。ワンタンの皮(カット)がアクセントでトロッとおいしいかも。
〈書類審査員のコメント〉
家にある素材で作れるのがいい。生姜をきかせて体があったまりそう。ワンタンや餃子の皮を使いきれなかった時にも重宝しそうなレシピですね。
[3]富士山スープ しりしり風
新倉常代さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
セロリの葉、紅芯大根、大根、にんじん、さつまいも、じゃがいも
〈その他の食材とおおよその作り方〉
玉ねぎ、ご飯、牛乳、生クリーム、無添加野菜ブイヨン(またはかつおだし)、塩、こしょう、サラダ油、バター
玉ねぎを炒め、水とご飯粒少々を入れて煮る。セロリの葉を入れ、ミキサーでペースト状にし、野菜ブイヨンと牛乳を入れて火にかける。薄切りにした紅芯大根、しりしりカッターで切ったその他の根菜を煮て、スープの中央にプリン型で盛りつける。軽く泡立てた生クリームをのせる。
〈作者のひと言PR〉
しりしりは沖縄の伝統的な食べ方です。しりしりカッターは野菜の水分を中に閉じこめ、野菜そのものの味を引き立たせます。しりしりカッターがない場合は、涙型の穴があいたチーズおろしでも代用できます。
彩りも野菜によって変化をつけられ、おいしくいただけます。かつおだし、ご飯は身近なスープ材になります。
〈書類審査員のコメント〉
遊び心がありますね。まず見た目が楽しそう。こんな楽しいスープがテーブルに出てきたらうれしいでしょ。これを作った人に会ってみたいし食べてみたい!
[4]8種野菜の和チャウダー
田島 恵さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
白菜、大根、里芋、ねぎ、にんじん、ごぼう、ブロッコリー
〈その他の食材とおおよその作り方〉
味噌、しめじ、水、豆乳、錬り胡麻、塩、こしょう
鍋の中に、しめじ、白菜、大根、里芋、ねぎ、にんじん、ごぼうの順に放射状に重ねる。一番上に味噌をのせ、水を入れて火にかける。ある程度やわらかくなったら塩、ブロッコリーを加える。豆乳、錬り胡麻を加えて塩、こしょうで味をととのえる。
〈作者のひと言PR〉
横浜野菜の魅力を十分引き出せるように「重ね煮」のスープレシピを考案しました。食材を陰陽の観点からみて組み合わせ、皮やアクも丸ごと使用する「重ね煮」調理は、食材の甘み、旨みをぐん!と引き出します。だしやブイヨンは使用せず、「重ね煮」した8種類の野菜から引き出されたまるいふくよかな旨みと日本古来のシンプルな調味料とのハーモニーを楽しんで味わっていただきたいと思っています。
〈書類審査員のコメント〉
スープだけでも、これだけ多くの野菜をとれる。冬野菜のうまみをたっぷり味わえますね。子どもならホワイトソース、高齢者には酒粕など、アレンジを加えてさらに楽しめそうなスープです。
[5]里芋フライ入り横浜野菜の白みそポタージュ
羽場吉博さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
大根、にんじん、小松菜、里芋
〈その他の食材とおおよその作り方〉
オリーブオイル、昆布だし、牛乳、白みそ、サラダ油
大根、にんじんを炒め、昆布だしを加えて煮る。牛乳、小松菜を加えて5分煮たら白みそを加えてミキサーにかける。揚げた里芋をのせる。
〈作者のひと言PR〉
横浜の野菜をたっぷり使って、牛乳と白みそでまろやかに仕上げたスープです。
アクセントに、スープによくあう、ほくほくの里芋フライを加えました。
里芋フライと一緒にたべると、さらにおいしいです。
栄養満点でやさしい味わいのでこどもからお年寄りまでおいしくいただけるスープです。
〈書類審査員のコメント〉
パッと見ておいしそう!と思わせる。里芋のトッピングもGOOD。昆布だしを使って野菜のおいしさを引き出していますね。
[6]ダブル大根のほっこりスープ
海老原由羅さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
大根、ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
切り干し大根、ご飯、だし汁、昆布茶、野菜ブイヨン、塩麹、味噌
大根と切り干し大根、ねぎを鍋に入れ、だし汁、ご飯とともに火にかける。昆布茶、野菜ブイヨン、塩麹を入れ、やわらかくなったらミキサーにかける。味噌を加えて味を調える。
〈作者のひと言PR〉
寒い冬にぴったりのスープ。ご飯が入っているので、お腹も大満足です。動物性食材も油も使っていないヘルシースープです。
〈書類審査員のコメント〉
干した大根のうまみと大根そのものを上手く掛け合わせて、どんな味になるのかぜひ食べてみたい。ご飯も入っているので、お腹も満たされる。いい出汁を使ったら本当においしくなりそうね。
[7]さくらスープ
瓜田 緑さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
赤かぶ、水菜、ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
白玉粉、塩、干し桜エビ、エビ、中華スープの素、ガラスープ、白ごま油、水菜、ねぎ、塩、こしょう
すりおろしたかぶに白玉粉を入れ、耳たぶ程度の固さにする。塩と干しエビを加えて団子状にし、ゆでる。エビを炒め、スープ、団子、水菜を入れる。
〈作者のひと言PR〉
あまり料理方法がない赤かぶをすって、小さなお子さんからお年寄りまで食べやすいお団子にしました。
カルシウムプラスに干し桜エビも入れてあります。
〈書類審査員のコメント〉
干し桜エビからいいだしが出るので、コクのあるおいしいスープになりそう。赤かぶは使い方が限定されがちなので、団子にするというのはいいアイデアですね。
[8]ルッコラのグリーンポタージュ ガーリッククルトン添え
高梨亜里さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
ルッコラ、ほうれん草、玉ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
水、豆乳、コンソメ顆粒、ご飯またはパン、オリーブオイル、ミニトマト、クルトン(パン、オリーブオイル、にんにく、塩)
オリーブオイルで玉ねぎを炒め、ルッコラとほうれん草も加えてさっと炒める。水とコンソメで煮て、ミキサーにかけ、豆乳を加える。ミニトマトと飾り用のルッコラを散らしクルトンを添える。
〈作者のひと言PR〉
大人のイメージのルッコラも、クリーミーなポタージュにすると、まろやかな風味に。するっと入っていきお子様でもお年寄りの方でも食べられます。バターや生クリームを使わず、オリーブオイルと豆乳でヘルシーですっきりとした飲みごごちのスープです。もちろん生のルッコラもそのまま味のアクセントに生かします。
くるみやナッツなども加えて肉料理のソースにしても!
☆JAで購入したルッコラが美味しかったので、健康的なスープにしてみました。
〈書類審査員のコメント〉
サラダで食べるイメージのルッコラをスープにするアイデアがいい。独特のほろ苦さをどう活かすのか、ちょっとこれ食べてみたいわ。
[9]里芋とねぎのまったりほっこり豆乳スープ
リトルミーままさん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
里芋・ねぎ
〈その他の食材とおおよその作り方〉
鶏ささみ肉、塩、こしょう、サラダ油、水、豆乳、白みそ、生姜、煎りごま
鶏ささみ肉をレンジで加熱し、細かく裂く。ねぎを炒め、里芋を加えてさらに炒める。水を加えてふたをして煮る。豆乳、白みそを加え、鶏ささみを加えて火を止める。生姜のすりおろし、煎りごま、みじん切りにしたねぎの青い部分をのせる。
〈作者のひと言PR〉
現在、老人病院で食の仕事をしています。寒いこの季節、お年寄りは、からだの暖まるおいしいスープをとても飲みたがることから、このスープを考えました。
〈書類審査員のコメント〉
お年寄りに栄養をつけたいという気持ちが伝わってくるスープ。豆乳や白みそは沸騰するほど火を入れないので、やけどの心配もない。高齢者のためのやさしいスープです。
[10]こころもからだも温まるアホのスープ
冨田 貴美子さん 作
〈メニューに使った横浜野菜〉
キャベツ ほうれん草
〈その他の食材とおおよその作り方〉
ベーコン、バゲット、卵、アンチョビ、にんにく、赤唐辛子、オリーブオイル、水、固形ブイヨン、パプリカ、塩、粗びき黒こしょう、とろけるチーズ
オリーブオイルでにんにく、赤唐辛子、アンチョビを炒める。キャベツ、ほうれん草、ベーコン、パプリカを入れて炒め、水と固形ブイヨンを入れて煮る。味を調え、バゲットと卵を入れ、お好みでチーズをかける。
〈作者のひと言PR〉
アホ(ajo)はスペイン語でのにんにくのこと。にんにくと赤唐辛子で体が温まる野菜たっぷりのスープです。お子様のいる方は赤唐辛子を抜いてチーズをたっぷりかけて召し上がってください。バゲットの代わりに、ご飯やうどんでもいけます。
〈書類審査員のコメント〉
目新しい感じがしていい。ヨーロッパでは、残ったパンと野菜のスープがよく登場します。フランスパンを使い切れなかった時も、このスープを思い出して作ってみたい。