料理デモ&試食「秋色野菜で健康中華」 レポート
主催:富士食品工業株式会社
協賛:岩井の胡麻油株式会社、上野砂糖株式会社、株式会社人形町今半
家庭で作れるおいしい中華料理と、ぎっしりつまったお土産で大人気の「富士食品工業」主催のイベントが行われました。
今回は旬の食材を使ったヘルシーな中華料理で、秋の野菜を楽しみました。
旬の野菜を使うことにこだわった中華メニュー
講師 後藤広美さん
講師は、調理師・製菓衛生士、さらにジュニア野菜ソムリエでもあり、自宅で無農薬・低農薬の野菜作りもしているという後藤広美先生です。
後藤先生の講座は料理もさることながら、楽しいお話も魅力的。「雑穀を食べてますから、内臓美人なんですよ~。お見せしたいくらい。腹も黒くないんです!」という先生の話に会場からは笑いも。
本日のメニュー
「今日のメニューは旬の野菜を使って、たくさん食べても太りにくいものを考えました」と後藤先生。里芋のコロッケの揚げ物で少しボリュームを出しつつも、おからを使うなど健康を考えたメニューになっています。トレーには後藤先生手作りのメニューカードが添えられました。
牛肉と豆もやしの炊き込みご飯、厚揚げときのこの中華風うま煮、里芋とおからのびっくりコロッケ、豆苗と鶏ささみの中華和え、秋ナスのポタージュ、黒糖カステラと豆乳花黒糖キャラメルソース添え
もやしでかさ増し炊き込みご飯
今日の炊き込みご飯には緑豆もやしではなく小大豆のもやしを使います。「しっかりひげを取るのが大事です。おいしさが違ってきますよ」。
さらに最近野菜が高いという話から、「キノコ類や冷凍野菜などあまり価格に変動のない野菜を使えばいいんですよ!」と主婦目線でのお話も教えてくれました。牛肉を炒める時にはお客さんにお手伝いしてもらいました。ご飯の味付けにはこくを出すためのオイスターソースを入れます。
秋ナスのポタージュの味付けはシャンロンがメイン。あとは軽く塩コショウするだけで、味がしっかり決まります
ビニール袋が大活躍!
レンジで加熱した里芋はビニール袋の中に入れて手でつぶします。会場のお客さんもお手伝い。後藤先生のお料理ではビニール袋が毎回登場するそう。「できるだけ調理道具を汚さないようによく使うんです」
盛り付けも大切に
コロコロと丸い形に揚がったコロッケは、最後にパセリを差してリンゴに見立てて飾ります。野菜にこだわる後藤先生ならではのかわいい工夫です。
野菜たっぷり中華に大満足
そしていよいよ試食。豆もやしの食感が楽しめる炊き込みご飯に、発芽大麦のプチプチ感が新鮮なコロッケ、厚揚げの代わりにユリ根やカボチャでも作れるという中華風うま煮など、一つひとつのお料理にふんだんに野菜が使われていてお腹は満足でも、とってもヘルシー。箸をつける前に写真を撮る姿も多く見られました。
料理も食事も楽しくがモットー
試食中、後藤先生はテーブルの間を回りました。「おいしいです」「大麦をこんな風にコロッケの中身に使ったことないです」といった声に「うれしい~!」と先生もニコニコです。「自分が楽しくできないと、おいしいお料理ができませんから」と話す後藤先生。先生の気さくな人柄に会場は楽しい雰囲気に包まれていました。
お家で今日の料理にチャレンジできるお土産付き
楽しい食事も終わり、最後にお土産をお持ち帰りいただきました。いろんな料理の下味に使える「シャンロン」や和食や洋食にも会う「横濱オイスターソース」なども入っているので、家庭でのいろいろなお料理に活躍しそう。料理の幅も広がりますね。次回は11月下旬の予定です。お楽しみに!